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    雑記ブログ

    Archive: 2016年10月

    過剰サービス

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     31, 2016

    「先週さ、高岡さんが湯沢さんの自宅へ行ったそうだよ」「本当ですか」 タレント事務所に所属している高岡は、そんな同僚の囁き声に悩まされていた。「高岡くん、ちょっと来てくれるかな」 ついに高岡は、部長に別室に呼び出された。「困るんだよ、許可無く勝手に行動されちゃ。ほかのタレントに迷惑がかかる」「申し訳ありません」 高岡が謝っても、部長は苦い顔をしている。「……で、湯沢さんはどんな反応だったんだ」「はい。...

    課長命令『今期、読み手の心への響き率、前年比10%アップを目指すための施策を考案し、考えうる限りのリスク対策を講じるように』

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     30, 2016

    お話に起承転結があるというのは、読み物として当たり前の構成である。僕が創るものに関しては、その起承転結のうち、起承転までが、説明である。そのくせ、季節感や背景などの描写を大して入れず、雰囲気など皆無に等しいのである。僕の創ったものに関しては、意味なく説明が多過ぎて、読者を虐めているのと変わりないのである。読み手の心への響き率、3 . 5 %くらいなのである。(消費税にも劣るのである)だから僕の創作物は...

    10月30日のヒーローインタビュー

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     30, 2016

     僕は真中満弦(まなかみつる)、みんな僕を真中クンと呼ぶ。 僕のクラス1年1組は、普通科でも本当に普通な生徒が集められている。でも別棟のA組は学園に寄付金を多く納めているお金持ちクラス。 何もかも特別扱いのA組は、床は豪華な絨毯で、掃除は専門の業者が行う。昼食も弁当ではなく、レストランからシェフが来て特別コースを提供する。ほかにもまだまだ特別な部分があって、一つ一つ挙げていったらきりがない。 そん...

    小説書いてて得だと思った事なんてなかったけど必要に迫られていろんなことを調べているうちに得ている知識自体が得なんじゃねと思った話。

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     29, 2016

    ピコ太郎がPPAPについての会見を行うほどに世界は狭くなっている今日この頃。動画は男にとって ” せつなくてたまらない ” ものを見るためだけにあるんじゃないなと再認識しました。さて、物語を書いているわたくしですが、前回の超暗い話【きっと明日も手をつなごう】で色んな事を調べました。医者のことから始まって、妊婦(妊娠)、警察、子ども、葬儀……。情報は膨大に有り、その中から必要なものを取り出しているのに、いつ...

    タイムリミット

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     29, 2016

    「大きなつづらと、小さなつづら、どちらにしますか?」 すずめのお宿を去る時に、私が舌をちょん切ったすずめが言う。 旦那は小さいつづらを持って帰って来て、とんでもないお宝を手に入れた。だから私は、絶対大きなつづらを持って帰ってやる、そう思ってここに来た。 でも、どうだろう。 このすずめは、私が舌を切るというむごいことをしたのに、平然とした顔で私をもてなした。何を考えているか、大体想像がつく。 きっと...

    キャラクター(登場人物)のキャラクター(性格)に振り回される人はクリエイティブなクリエイターではない。

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     28, 2016

    自伝とか自叙伝とか書く方もいらっしゃいますが、自分ではそういうものを面白いとは思わないので、書こうとは思いません。キャラクターがいろんなことをして、できれば実際にできそうもないことをしてくれると、嬉しいし楽しい。フィクションだから面白い、そう思います。(現実は辛いことが多過ぎる……)幸せな結末で終わることを、つまらないとは思ってません。安易なこと……かもしれませんが、絶対に苦しい思いを心に残したくない...

    10月28日のヒーローインタビュー

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     28, 2016

     僕は真中満弦(まなかみつる)、みんな僕を真中クンと呼ぶ。 僕のクラスには、学園一怖いと評判の女子がいる。名前は中畑清良(なかはたせいら)。まだ入学して間もないのに、学園で彼女のことを知らない人はいない。可愛いとはちょっと違う、何か重い雰囲気の女子だ。 清良さんは、いつも僕を睨みつけている。彼女と僕は教室の端と端に座っているのに、教室にいる間中ずっと怖い顔を僕に向けている。僕は彼女に何か酷い事をし...

    10年後の素敵な世界。

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     27, 2016

    恐ろしい記事を読んでしまって、精神不安定になってしまいました。『孤独死は老人ではあらず。圧倒的に多い、40代50代男性……』インドアな人、糖尿病の人、生活習慣が荒れている人、他人とのつながりがない人50代男性の独身率(未婚率)が22%強。しかも10年後には3人に一人になるらしい。嫁ももらえずに、部屋でひっそりと亡くなり、そのひと月放置された遺体を処理する人のご苦労。その現場に立ち会わねばならない、赤の他人の職...